日々の記録3

 先週、無事に個展が終わりました。地元で開催したので、知り合いが殆どになるのかと思いきや、ほぼ知らない人だらけだった。
そもそも、生まれが倉吉でもないし倉吉の学校に通ったこともないし、高校卒業後すぐ上京してるから知り合いも少ないし。そんな中、中学校の時お世話になった先生にふとDMをお送りしたら、観に来てくださったのだけど、20年以上お会いしてなかったので初めわからなかった。定年退職されて丸くなられてて、現役の時はすごいピリピリしてたのに、不思議だな~と思った。昔の中学校の先生たちって問題が起こらないようにみんな気を張ってて、大変だったんだろうなと思う。今は非行より不登校が多いのが問題なんだろうけど。
 そして、その先生に「ミシマは不思議ちゃんだった」と云われた。そんな風に思われていたんだ・・・。中学校って楽しいことも沢山あったんだけど、先輩は怖いし、先生も怖いし、校則は厳しいし、どんどん自分が型にはめられて個性がなくなっていくような感覚があって、常に「無」って感じだった。変なことしないように、悪目立ちして恥かかないように、自分を抑えてソーッと生きていた。部活で疲れてるのに、テストはじゃんじゃんあるし、挙句の果てには酔った父親に「お前からは生気が感じられん!」とか云われて・・・いや、ほんと大人になって良かった。
 私は忘れていたんだけど、中3の時、一部の女子グループに無視されていたことがあったらしく、それを大人になってから別の友だちに云われたんだけど、それが全然思い出せない。名前を訊いたら「ああ、廊下で調子に乗んなとか云ってきた奴か」ぐらいは思い出せるんだけど、無視されるほど交流がなかったんだと思うんだよね。つまり、普段話さない人たちだったから「あいつ無視しよーぜ」となっても、私が無視されていることに気づいてなかった、と。だから、ノーダメージ(笑)
 中学生女子ってそんなんばっかりだから、そういうことしない性格いい子とか面白い子と友だちになってた。その仲が良かった人たちは今もSNSで繋がってたりするんだけど、その「調子に乗んな」→「無視しよーぜ」の人たちからもフレンド申請が来る。・・・なんで??
 友だちが多い方がいいって思ってる人もいるかもしれないけど、私は少数精鋭で全然いい。その中には環境が変わって、離れていく人もいるだろうし。合わない人と無理して友だちでいる必要はないし、友だちの数を自慢してる奴でいい人間見たことがない。仕事で人脈が必要な人はともかく、遊ぶ友だち多いぜイエーイっていう奴はロクな目に遭ってない。量より質だなと思う。

県外に嫁いだ高校の時の友だちが遥々個展に来てくれた花束。
私をイメージして作ってもらったらしい。ありがとう!