時代は変わってきている。

私のミスでHPに不具合が出て、1つブログの記事が消えたのでコピーを貼り付けます。
少しネタが古いような気がするのは、5月の投稿記事だからです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

新型コロナの所為で日本中が自粛生活だけど、私はつい最近まで毎年妊娠・出産していてずっと自粛生活みたいなものだった。
だから、まぁ別に自粛生活は慣れてるというか、特に苦ではない。
それより、お金がないとか仕事がないとかそういう人の方が不安だと思うし、私がもし結婚してなくて、今の仕事にも就いてなくて(今年から新しい職場!)、ずっと東京で一人暮らししてたら、ほんとにヤバかった。
コロナが蔓延しててヤバイという意味でも、今までの職歴の仕事はコロナでなくなってるという意味でも。
コロナで死ぬ前に経済的に死んでるな、と。
昔、在籍していた会社でコロナ前に倒産してる会社もあるし・・・。
自分が思う通りに動いて正解だった。
あの時は、このままではヤバイと思って動いたというより、自分の為だけに生きていくのに限界を感じたので、人の為に生きていきたいなと思って生き方を変えたんだけど。

 

岡村が炎上してるのを見て、余計なことを言わないって大事だなと思った。
「今はしんどいかもしれないけど、耐えた先にはいいこともあるかも」で、止めとけば良かったんじゃないの?
それを、通常なら体を売らないで済むような人までもがお金に困ってお嬢をやるだろう、それが楽しみだ、ということまで言ってしまった。
それで、「そういう考えは女性蔑視である」ということらしいが、それがこんなに大炎上して、何故会田誠の環境セクハラは問題にならなかったのだろう。
別に、どっちも擁護するつもりはないし、岡村の発言はアウトだと思うが、それがダメなら、会田誠の「美術モデルを性的ネタにしてた」という発言もアウトだろう(実際はもっとえぐい表現だったが、マイルドにお伝えしています)。
講演での発言なんだけど、そこに美術モデルがいて「環境セクハラだ!」と訴えたらしい。
美術モデルからしたら、性的な仕事ではなく、芸術のためにやってる仕事なのに、そんな風に言われるなんて不愉快です!ということなんだろうけど。
何故か今後一切関わるなという主催者側がこの人をクレーマー扱いしていた。
もしかしたら、今までもトラブルを起こした人なのかもしれない、それでも私は腑に落ちなかった。
「そもそも会田誠って、そういう奴じゃん」ってことなのかな?
それで、許される時代じゃなくなったのに?
会田誠が変態なのも、岡村隆史がこじらせてるのも、みんなが知っていることではないか。
うん、それを踏まえてもダメでしょう。
私が大学生だった20年前、平気で「おっぱい大きいね」とか言う教授がいて、私が不快であることを伝えると周りの男子がその教授を庇うようなことを言い、それで話は終わった。

高い学費払わされて、何も教えない教授に子どもがセクハラされてたら、親も浮かばれない。
夫なんてもっとひどいアカデミックハラスメントを受けて、不貞腐れていた時期があったらしい。
明らかにおかしいことでも、学生は訴えようがなくて、「上が白と言ったら黒いカラスも白になる」と言っていて、その話を聞いた後に日大アメフト部が同じようなことを言っていて「うぁ、ほんとにこんな世界があるんだ」と思った。
それでも、立ち直って、卒業して試験受かって資格を取ったんだから偉い。
私は子育て中に2度目の大学生をやって、教職と学芸員の資格を取ったんだけど、先生たちが全然違うし、時代は変わったのだと感じた。
採用試験とスクーリングがかぶっていて、卒業に必要な単位が取れなくて、まだ卒業できていないんだけど、資格に必要な単位は全部取り切って、卒業前に就職が決まった(元々、別の四大出てるから卒業してなくても、そういうことができる)。
夫とつき合って「資格って大事だな」って思ったし、まっとうに暮らすっていいなと思った。
通学生の時も通信生の時も何故か教職とか何か資格を取ろうとすると「なんで、そんなの必要なの?」と色んな人に言われた。
20年前は「は?先生になるの?」と小バカにされたり(教育学部じゃないから、そういう感じだった)、周りの教職取ってる同級生もどんどん脱落していった。
今は「もう結婚してるのに、なんでそんなことするの?」と言われる。
つまり、働かなくてもいいのに、という意味で言われる。
でも、一応美術の先生になろうと思って、鳥取に帰ったので、その辺は初志貫徹しようかな、と。
私がこういうことをしていると「理解ある旦那さんで良かったわね~」と色んな人に言われた。普通はやらせてもらえないよって。
そうなのかな?どうして、世の中の奥さんたちはダンナの許可がいるわけ?
どうしてかわからないけれど、まぁ、反対されなくて良かった。
うちの夫は応援しているというより、多分「この人はこういう人だから仕方ない」と諦めているのだと思うけど。
結婚式の時に私の大学時代の友人たちに夫が囲まれて何か言われていて、何話してんだろと思っていたら、式が終わった後、夫に「ねぇ、紗織の友だちに『あの子、フリーダムで迷惑かけると思うけど、よろしくお願いします』って言われたんだけど」と言われた・・・。
それ以降、私が何をやっても「どんだけフリーダムなんだよ」とか「出た、フリーダムが。報連相がなってない!」とか言われるようになった。
自分の頭の中では計画を練って練って実行しているから、周りにも伝わっている気になっているけど、夫から見たらある日突然私が何かを始めているように見えるので「聞いてないんだけど」って感じになるらしい。
だから、今後の目標としては卒業したあかつき(?)には東京で個展をするんだよと話した。
(もう場所も決まってるんだけど、コロナでその画廊がなくなったらどうしよう)
それまで、みんなが元気で生き延びなきゃ。

 

↑ 新作の主版の下地に描いた絵。
これだけでもいいような気がする。