日々の記録2

 contact欄から長文の気持ち悪い誹謗中傷のメールが届いて、暫くサイトを閉鎖していた。誹謗中傷メールを見つけた時、休日だったので#9910に電話して、内容と書いてある文章を読んだら、その日の担当の人に「そういう人は話が通じないから、相手にしたらダメ。返信しないでくださいね」と云われた。
 返信しようにも偽アドレスに、匿名だった。日曜の昼間に1人で71件もアクセスして、@hoge.hogeみたいな偽アドレスで罵詈雑言を書いて送ってきていた。その後、平日に最寄りの警察署にも行った。
 「腐った美大生」とか「子どもが沢山いるくせに若さに酔った美大生みたいな文章」とか書いてあって、この人よっぽど美大コンプレックスこじらせてるんだな、と思った。そんな何十年も前の大学の話なんて書いてないのに。子どもがいることと文体なんて関係ないのに、女性蔑視も甚だしい。
 「そんな事情がありHP暫く閉鎖します。ほとぼりが冷めた頃にまた再開します」とSNSで伝えたら、友だちから「悲しいねマーク」と「怒りマーク」を沢山付けられた。「気にしない気にしない」とか「私も以前、そういうことやられたことがあります」とかコメントも書かれていた。「ネット界に蔓延るゴキブリですね」って。そういう誰彼構わず攻撃している人もいるんだろうけど(スパムメールも来てるがブロックされてる)、私は知り合いだろうと想像している。ほんとうに、最初から関わらなければ良かった。私が想像する人物ならば、過去の嫌がらせも含めて訴えたい。
 私は10年くらい前、地元に帰ってきたのだけど、その頃知り合った人にずっと嫌がらせを受けていて縁が切れて清々してたのに。表ではニコニコ社交的にしていても、陰で私に陰湿な嫌がらせをするような人の作品を見るのも嫌だ。
 人が見えないところでも真面目に働いたり、良いことをする人もいるのに、人にバレなければそういう嫌がらせをしても良いと思っている人もいる。犯罪スレスレのことをやっていても、強い言葉でギャンギャン怒鳴れば、自分が正義になると思い込んでいるらしい。なんか、匿名掲示板で芸能人を叩いたりしている人たちってニートの若者だと思われがちだが、実はいい年したおじさんが多いらしい。こういう人たちは匿名が本当に匿名だと思っているようだ。このメールの送り主も私にしか見えないメールだから、犯罪にならないと思っているらしいが、警察の勧めで、弁護士さんに相談したら、慰謝料請求できると云われた。このメールの人はこれぐらいしても、どうせ訴えてこないし、捕まらないと高を括っているみたいだけど。
嘘のメールで嫌がらせしても、見抜いている人は見抜いている。

アーティストのハラスメント問題
・表現の現場調査団
アーティストのハラスメント調査
男性優位の美術界で「ハラスメント構造を変えたい」