子育てブログ

子育てブログってどうなんだろうな~と子どもを産む前から思っていたので、なるべくこのHPには子どものことを書かなかったけど、この1年は完全に赤ちゃんイヤーだった。
(そもそも、このHPは個展のお知らせをしたり、来場者が後々興味を持ってくれた時に見てくれたらいいな、と思って作ったのでなるべく子のことを書かなかった)
今は「母と子は常に一心同体、どこに行くにも一緒!」という感じ。
一緒に動物園や水族館に行って情操教育になる、とかいうのはもっと先の話で、まだ親の行きたい所に連れ回しているだけ。
生後1ヶ月でスリングに入れてファミレスや美術館に行き、コンビニでは知らない人に小型犬だと間違われた。
東京にも子連れで行って、うっかり満員電車にベビーカーで乗ってしまったり、一時預かりが1時間1000円であることに驚いたりして(鳥取の保育園なら200円、ファミサポでも500円)都会で育てなくて良かった・・・と思った。
何が言いたいのかというと子どもがいてもどこにでも行けるし、ママがしたいことをしている方が精神衛生上よろしいんじゃないか、とこの1年で感じた。
子育て中だってずっと家にいなくてもいいんじゃないか。
それで、ストレス溜めて産後うつになったり、虐待とかする方が危ない。
私の子は人見知りもしないし(むしろ、年配の女性を見たら自分から愛想を振りまく)、雑貨屋とか飲食店に行っても騒がないし、家にいて煮詰まるぐらいなら外で子育てした方がいい。
それで、子どもが病気になるんならやめるけど。
ならないし。

 

リアルタイムでは記憶にないんだけど、私が幼少期にアグネス論争というのがあった。
アグネス・チャンが職場に子どもを連れて来て、それに対して「大人の世界に子どもを連れて来るな」と林真理子たちが嚙みついたという騒動らしい。
(その後、林さんも結婚して子どもを産んでたけど、一切子どものことは語らなかった)
アグネスさんは子連れでもいいからと職場の人に言われ復帰したのに、その周りで仕事をしていた女性に反感を買った、というのが私の印象で、それについて「何が悪いの?」と思った。
ただ、そういうクレームが来た場合、私だったらさっさとベビーシッターを雇って子どもを家で見てもらう方法を取るけど。
アグネスさんはその後、自分の子どもをこの国の大学に行かせるのはどうかと思って子ども全員スタンフォード大学に行かせたらしい。
それって、母親によっぽど強い意志がないとできないことだと思う。
子ども4人全員東大理Ⅲに入れた母親は1歳までに1万冊読み聞かせをして(その時点で私はできてない)、タイマーを使って徹底したスケジュール管理をして勉強させてたらしいから、アグネスさんもすごい教育に力を注いだんだろうと思われる。
林さんたちの言い分もわかるけど・・・アグネスさんを叩いてたのが全員未婚の働く女性だったので、そこも「それってどうなの?」と感じた(後々、自分の身に降りかかってこないの?と)
私が子育てブログをやらないのも、独身や子どもがいない友だちいっぱいいるし、世の中には不妊治療をしている人もいるわけだから・・・要するに、こっちが何の気になしでやったことで反感買いたくないな、と思ったからだ。
私に今、子どもがいなくても人の子どもの写真を見てイラッとしたりはしないけど。
そうじゃない人もいっぱいいるんだな、と思う。