告知が遅くなりました。
第91回日本版画協会に入選しました。
今回はA部門で、リトグラフの雁皮刷りした作品を出品しています。
会期 10月9日(水)~10月22日(火)
会場 東京都美術館(上野)
あと、鳥取県展にも出しています。
今年から私は無鑑査になりましたが、自分が教えた人々の作品を沢山出しました。
6名入選、内1名は奨励賞と良い結果が出ました。
米子市美術館 10月12日(土)~10月20日(日)
倉吉博物館 11月1日(金)~11月6日(水)
自分が教えた若い人には続けて欲しいのだけど、進学したり就職したりして環境が変わると難しいだろうな、と若干諦めていたけど、数年前の教え子も入選していました。
人から頼まれもしないのに自発的に絵を続けるのは大変だと思うのだけど、継続は力なりと信じて続けて欲しいです。
そして、少しずつでもいいので努力していれば何年後かには自分には届かないと思っていたものに届くこともあると思うのです。
ただ漫然と日々を過ごすのと違って、自分が手に入れたものは技術でも何でも確かな自信になるはずです。
高嶋ちさ子さんが「そんなに美人なら玉の輿に乗れたでしょう。なんで苦労してバイオリニストになったの?」と訊かれ「神様から貰ったものは自信にならない」って云ったらしいんだけど、私は容姿とかお育ちで勘違いしている人をいっぱい見てきたからうんうんと頷いてしまった。生まれた時にもらったものは永遠ではない(大体25歳くらいから通用しなくなる気がする)
容姿というのは色褪せる、実家がお金持ちでもそれは親の金、だけど、自分が毎日練習して得た技術はなくならない。
まぁ、お金持ちだからバイオリンのレッスン続けられたんでしょうとか、美人だからメディアに取り上げてもらえたんでしょうとか、そういうやっかみもあるだろうけど。しかし、世の中の恵まれたお嬢がみんな才能開花しているわけではない。
いつまで続けられるかわからないけど、続けられる環境を手に入れた人は少しずつ成長しながら続けて欲しい。