個展の様子①

個展の様子なんですが、「始まりました」と「終わりました」だけではあっさりしすぎているので、どのような展示だったのか、これから書いていこうと思います(blogを更新する時間がなかった)
個展の最中は夜、高瀬川の向かい側から私の絵が見えるようにプロジェクションマッピングが作られていました。最初から、その予定ではなくて、たまたま展示準備をしている時に知り合った発明家さんに頼んで作ってもらったという・・・。
その方から先日、私の絵を動かしてみたよ、とご連絡がありました。

まるでヤン・シュヴァンクマエルのアニメーションのようです。

ちなみに、個展中流れていたプロジェクションマッピングはこんな感じでした↓

DCIM0570

これの動画もあったのですが、重くてワードプレスに投稿できなかったので(Facebookには載せることができた)写真で・・・

舞台裏から見るとこんな感じ↓

DCIM0577

透明なフィルムにプロジェクターで絵を映し出して、それを外から見ると窓に絵が映っているように見えるという仕組みでした。
これは偶然の出会いによって、生み出された演出方法でした。
今までの個展やグループ展では全部自分で何もかもやろうとしていたのですが、今回は色んな方のアイデアをお借りしました。何故か、昔は「私は作家だから自分で全部やる!」という変な勢いがあって(今でもあまり他人のアドバイスを聞かないような性格ですが・・・)、結果がしょぼくてもそれが今の自分の力だし!と思っていました。が、今はあれこれ人に訊いたり、頼んだ方がいいものができるな~と丸く(?)なりました。誰かにいい感じにしてもらえたら、それはそれでラッキーみたいな。
ていうか、人間は社会的生き物であって、たとえ、それが山奥に住む陶芸家だとしても、他人の手を借りずに活動することは難しい、とようやく気がついた。だけです・・・。
なかなか、東京で一人暮らししていると気がつかないことでした。
なので、15年間も東京で一人暮らししながら(働きながら、家賃払いながら)作家活動するって一人で森の中で生きているようなものだったな~と思いました。

話が脱線しまくって、何が言いたいのかよくわからなくなってきましたが、こんな調子で個展中の素敵な出会いを踏まえながら、記録を残していこうと思います。